簿記1級の章 vol.1

今回は、簿記1級の勉強などについてお話したいと思います。

勉強のきっかけ、これまでの勉強、これまでの総評、今後の軸、これからの抱負をお話しています。

 

【勉強のきっかけ】

私はこれまでの人生で、何かの最上級や最先端の原理や仕組みを理解したことがありません。

特に学生時代は理系科目が苦手で、数学や物理は基礎から理解できませんでした。

今思えば時間をかけないままに諦めていたのかもしれませんが。

 

ただ、今となっては(もっと時間をかけて努力しておけば今の自分は変わっていたかも…)としばしば思います。

また、数学や物理に限らずあらゆるジャンルのいちばん高い山自体にはロマンを感じますし、最高峰の知識を扱っている人はかっこいいものです。

そこに至るまでの努力と、知識を使って活躍する姿に憧れ、私も何かの一番高いところに登ってみたくなります。

しかし、これまで何度も登りたいと思いつつ、実行や実現には至りませんでした。

 

20代後半、今度こそ実現させる所存です。

 

では、これからどの山に登るべきか。

学生時代に苦手だった理系科目も、そのコンプレックスからか今ではたまに勉強したくなるときもあります。

しかし、残念ながらすでに私は学生ではありません。

社会人になってしばらく経ちますが、職種も理系の研究職などではありません。

大前提としてどんな学問も教養として身につけておいて損はないと思いますが、今の自分に必要なものは自然科学の知識ではなくビジネスの知識です。

そして、ビジネスの知識の中でも、ビジネスの共通言語である簿記や会計学を勉強すれば、その後に様々な種類の山に登ることができるのではないかと思っています。

 

もちろん、簿記は実務が伴ってこそ真に評価されるもの。

さらに、私にとって簿記を勉強することはビジネスの共通言語を学ぶという通過点でしかありません。

最終的には簿記や会計学を使って仕事をできるレベルを目指したいと思います。

 

端的に言ってしまえば、私は専門家と呼ばれる人を権威主義的に尊敬しているのだと思います。専門家かっけぇ。

そして、私自身も、簿記1級という権威をもって誰かからかっこいいと思われたいのです。

そうやって自分に自信をつけたいというのが本心なのだと思います。恥ずかしながら。

また、資格をとって、その気になれば今と違う仕事をやれる状況になりたいとも思っています。目指せ強い自分。

 

とにかく、簿記1級の資格と知識で自分の人生を少しだけ良いものにしたいのです。

今のところ以上が、私が簿記1級を勉強する理由です。

 

【これまでの勉強】

〇知識ゼロ〜20212(簿記2級合格)まで

勉強時間:225.0時間

勉強内容:

LECの光速マスターとかいうテキストで勉強していました。

テキストが終わってからはTACの当てるシリーズをひたすら解いていました。

連結会計の細かい部分はふわっと理解で乗り越えましたが、そんなやり方はあまりよろしくないという自覚はあります。

 

20212月〜20223月まで

勉強時間:194.0時間

勉強内容:

下記別表のとおり。

これまでの勉強内容を振り返って、多忙だった時期はあれども1級の勉強を始めてから2年半以上経過していることにショックを受けました。ダラダラ勉強して貴重な時間を失った。

この2年半のうちに短期集中で取得できる資格とか、ある程度土台があって即効性のある英語の勉強なんかにチャレンジしておけば良かったと少し後悔。

 

20224月〜現在まで

勉強時間:143.8時間

下記別表のとおり。

過去問を始めた頃から、究極の会計理論集とかいう書籍を読んでいます。

わからない部分も「そういうもの」として理解しています。よくない。

 

※雑なスクショですみません。

 

【これまでの総評】

・勉強量が圧倒的に不足している。

・時間はかけないままに期間だけかかっている。

・テキストを一周して初めに戻ると忘れている。

1級の範囲を舐めている。

・解説を見て理解できているのは進歩。

・会計理論はのびしろ。

・過去問を中心にアウトプットを増やしたい。

・仕事を理由に勉強が疎かになる時期がある。

 

そして、今回の文章を書く片手間に第158回の過去問を解いたところ、商業簿記0点、会計学1点という得点でした。無理だろ。

このまま勉強を続けても無駄になるという確信があります。

 

よって、方針転換。

これまでの独学から、講座受講へ切り替え、プロ簿記のオンデマンドコースを受講します。

随分遠回りになってしまったかもしれませんが、基礎から鍛え直します。

 

【今後の軸】

〇プロ簿記

オンデマンドコースを受講。

基礎から理解してやり直します。

 

〇過去問

プロ簿記でも重要度は過去問>予想問題のようなので、引き続き過去問演習でアウトプットします。

 

〇会計理論集

習慣化の動機づけとして読みまくります。

また、時間が無い時のモチベーション維持とやる気がなくても続けるためのローステップとして使用します。

 

【これからの抱負】

プロ簿記の受講を検討するにあたって、この記事が今の自分にぶっ刺さりました。

https://pro-boki.com/column-21

特に『簿記1級のための学習法』の項は、まさに自分のことだと重たい一撃をくらいました。

 

私見ですが、難関資格に独学で合格できる人とは、一を聞いて十を知る人だと思います。

正確には、一を聞いて十を知ろうとする人。

もしくはその理解力を凌ぐ、ずば抜けた暗記力を持つ人も合格できるかもしれません。

 

私は二から十を知ろうともしませんでした。

よく分からない部分は丸暗記で大丈夫だろうと思っていました。ずば抜けた暗記力も無いのに。

残念ながら私は独学で合格できる人ではないようです。

特に独学で何かを極めた経験のない自分が、独学でいちばん高い山に登るなどおこがましい。ケガして当然です。

最初からその道を知る人からレクチャーを受けるべきだったと思います。

 

これまでの独学での勉強を無駄にしないために、そしてこの選択を正解にするために、本気でチャレンジしようと思います。

もし簿記1級に挑戦中の方がいれば、一緒に頑張りましょう。

 

20246月に必ず合格します。

 

やるぜ!

 

終わりです。